私自身のことですが「保険は入らなくてはならないもの」と社会人になったタイミングで親に教えられてきました。
恐らく親世代はそれが当たり前だったし、貯蓄型の保険は利率が高くくまれており充分に儲けることができたのだと思います。
バブル期は利率6%を超えることもあったのだとか。。
しかし保険の利率は下がり続けており現在は1%を余裕で切ってしまっていますよね。
1.保険の支払いで家計圧迫?
ケガや病気で働けなくなった時や死亡してしまった時、子供のことを考えて保険に入っておきたいという気持ちは十分にわかります。
私もそうです。
でも確率が低いことに毎月お金を掛けて家計を圧迫するのは理解できません。
結婚していた時には元夫と私の保険を合わせて3万を超える金額払っていた時もありました。
ファイナンシャルプランナーにおすすめされた商品にそのまま加入したんです。
私は虫垂炎になったり死産を経験したりで保険金がおりたことがありますが、元夫に保険金がおりたことはありません。
確率が低いことに毎月多大な金額をかけるのはただの保険会社のカモだったと気づきました!
高額療養費制度という立派な公的医療保険も日本にいる限り使えるので、高額な保険は必要ありません。
毎月の生命保険の支払いが1万近くかかっている人はあきらかに入りすぎ。
特に低所得者は保険の支払いで火の車になりがちなのだと思います。
2.不要な保険は解約
民間の保険は必要最低限でOKなので、不要な保険は解約するのがベター。
というのも日本には皆保険制度があるので公的な保険制度を十分にうけられるのです。(厚生労働省の資料はコチラ)
傷病手当は雇用保険に入っていないと対象ではないですが、働いている人ならほとんどの人が入っているのではないかと思います。(週20時間以上で1か月以上の契約なら加入になります)
何かあった時、この公的な制度で足りない分だけ補填できればいいので保険に入りすぎな状態はただの散財と同じ。
不要な保険はすぐに解約するべきです。
3.保険は掛け捨てでOK
貯蓄型の保険は不要です。保険は掛け捨てで充分。
貯蓄型保険はクレカも使用できるしお得と思いがちなんですがデメリットがあります。
- 保障内容が薄い
- 毎月の支払が高額
- 早めに解約すると戻ってくるお金が少ない
貯蓄は貯蓄、保険は保険で目的を分けるのが1番だと感じました。
私自身、掛け捨ては損するという先入観があり元夫には貯蓄型保険に加入してもらっていましたがあきらかに損していました。
それに30歳半ばにしてやっとそのことに気づいたという。。
掛け捨ては安いですが保障はしっかりしています。
自分が死んだときいくらあれば残された子供達の生活費や教育費を捻出すればいいのか。貯蓄や遺族年金で足りない部分を補填できればいいのです。
4.学資保険は貯金できない人向け
教育費の積み立てとしてメジャーな学資保険。
経験からあまりおすすめしないですが、貯金ができない人にはいいかも。
私は子供が中学校卒業のタイミングで満期を迎えるように設計しているので、上の子はあと4年で満期を迎えます。
払い込み期間が少ないので解約せずに継続しようと決めています。
私が死んだ時にも保険金が出るのは嬉しいですが、教育費に備えてと考えるとめちゃめちゃ利率は低いです。
貯蓄型保険と同じで満期前には返戻金が大きく下回ることがるので、リスクがどうしても出てきてしまいますね。
こうでもしないと貯金ができないという人に向いています。
5.保険のセールスマンと話さない
保険の営業さん達ってめちゃめちゃ話がうまい人が多いです。
私はフリーの保険営業マンの方(40代後半の男性)に対応してもらっていましたが、その方のおかげで沢山の保険に加入していました🤣
保険の見直しで家にセールスマンをよんではダメです!断言できます。
実際に本当に必要だと思ってしまうし、断りにくいですがからね。
そして加入した保険の何%かは毎月営業さんに手数料として入っているんですよね。
ネット保険や共済でもいいけど、とにかく自分で調べて自分で加入するのが1番です!
6.まとめ
親世代と違って現在の保険の利率はとても低いので貯蓄型保険もそこまで得をしない昨今。
保険は安い掛け捨てで充分です。
高額な保険に加入して家計を圧迫させることほどアホなことはありません。
何かあった時はある程度公的な保険で賄えます。足りない部分を民間保険でカバーすればOK!
そして何より保険の見直しで保険の営業マンと対話するのは避けるのがマスト。
ネットを利用していきましょう。
保険を見直して皆様の生活が暮らしやすくなりますように…!