こんにちわ。札幌在住のシングルマザーKISHIROです。
今離婚を考えてる人、離婚したばかりの人、離婚してしばらくたつけど収入がなかなか安定しない人、色々な事情がある人がいると思います。
とりあえずひとり親はこれを最低限知っておこう!というのをまとめてみました☺️
援助はしっかり利用、そしてなるべく税金は少なく!そしてお得に暮らす!シングルマザーに限らず鉄則です。
長くなりますが是非参考にしてください。
【国や自治体のお金に関する制度】
1番助かるのは国や自治体からの援助です。
⒈児童手当
0歳~15歳(中学校卒業年度末)まで対象。
年3回、2月・6月・10月の12日頃に前月分までが支給されます。
子供の年齢や人数により支給額に変動があります。(内閣府のHPはコチラ)
所得制限がかかると子供の人数年齢に関係なく1人5,000円に。(もし我が家が所得制限かかるとした所得706万、収入目安960万必要)
※2/16の衆院予算委員会で所得制限撤廃の話が出ましたね!yahoo!ニュース:児童手当の所得制限撤廃を 衆院予算公聴会で有識者
⒉児童扶養手当
0歳~18歳(最初の3月31日)まで対象。
年6回、1月・3月・5月・7月・9月・10月の10日頃に前月分までが支給されます。
親の収入により支給額が変動しますが、子供の1人の場合は満額で43,160円受取れます。(厚生労働省HPはコチラ)
勤労収入以外にも養育費も収入として扱われるので(8割)申告する際には注意が必要です。不正受給は法に基づき3年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処せられることがあります。
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参考児童扶養手当額が増えた【2022年現況届審査結果】
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⒉就学援助
児童扶養手当が支給されている世帯はほぼ対象になります。
小学校~中学校までの給食費無料や学用品費や入学準備金等、様々な援助があります。(文部科学省HPはコチラ)
毎年申請が必要で、子供が通う学校へ申請書を提出します。
⒊ひとり親家庭等医療費助成
ひとり親家庭等医療費受給者証を発行してもらえば、を受けることができます。(札幌市のHPはコチラ)
これは医療費の自己負担金の一部を自治体が助成してくれる制度です。
所得制限はありますが、児童扶養手当を受給できる収入であればほぼ対象かと思います。
⒋障がいのある子供の場合
4-1 特別児童扶養手当
20歳未満が対象。精神または身体に障害があれば申請が可能です。
条件を満たしていればすべての家庭に支給されるので受給しやすい制度です。
年3回、4月・8月・12月に支給。
4-2 障がい児福祉手当
20歳未満が対象。身体的、精神的な重度の障害があり、常時介護が必要な状態であれば受給対象です。
支給額は一律で月14,480円。
年4回、2月・5月・8月・11月に支給。
⒌JR通勤定期特別割引制度(札幌)
私の在住する札幌市でJRの定期代が割引になる制度です。(地下鉄は対象外)児童扶養手当を受給していれば対象になります。(札幌市HPはコチラ)
証明証の発行が必要になるので区役所に行って別途手続きが必要です。
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参考札幌のひとり親が使える【JR割引制度】を有効活用する
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⒍自治体によって変わる助成
自治体によってひとり親に対する助成制度が変わります。住んでる自治体のHPをしっかり確認しましょう。
6-1 粗大ごみ手数料減免
札幌ではやってません。地域によってはごみを捨てる時の料金が割引になったり無料になったりするようです。
6-2 水道料金減免
札幌ではやってません。地域によっては使用した水道料金が安くなることがあります。
内容は少し違いますが、札幌市では2022年(令和4年)10月11月検針分の基本料金が無料となりました。原油価格・物価高騰からくる生活支援からです。
6-3 家賃補助
札幌ではやってません。地域によって要件が異なります。
ちなみに私の実家のある地域ではこの制度を実施しており、家賃補助を受けている間は公営住宅の申し込みはできないようです。
⒎生活保護
援助してくれる身内や親類がおらず、資産を持っていない、事情があり働けない場合のみ申請が可能です。
ただ受理されるかもわからないですし、在宅でできる仕事もあるので最終手段じゃないでしょうか。
条件や詳細は厚生労働省のHPを参考にしてください。
【固定費をおさえる】
毎月かかる固定費を安くするのは節約の基本。一度変えてしまえば食費等と違って毎月努力する必要がないのも固定費の特徴ですね。
⒈家賃
毎月の支出で1番大きなところですね。ここを下げるのが1番節約効果が高く出ます。
前述にもある通り、自治体によっては家賃補助制度を実施しているところがあります。
公営住宅に住めれば嬉しいですが、倍率が高いので毎年応募しても外れる方がほとんどなのが現実です。子供がいる身としては住人の民度が低くなりがちのもネック(すみません)
地元が田舎なのもあり一軒家で育った私は子供がいる=広い家の方がいいという考え方ありました。それが変わったのはこの本のおかげ。
あえて選んだせまい家 狭くてもすっきり快適に暮らすアイデアと工夫が満載! (正しく暮らすシリーズ) [ 加藤郷子 ]
図書館で借りてたんですが読み返したいと思ってU-NEXTで購入しました 。55㎡で夫婦と子供の5人暮らししている家族も掲載されてます。
個人的にはめちゃめちゃ参考になったのでおすすめです。

私が今住んでいる家は1LDK。もともと2LDKだった間取りをオーナーが1LDK にしたので極端に狭くはないです。58㎡くらい。リビングと、つなぎ部屋には子供たちの学用品や電子ピアノ、そして寝室としてます
子供部屋を作ってあげたいけど今の収入で家賃は上げられないので、あと2~3年は様子見ですね。もうすぐ小5になる上の娘は自分の部屋が欲しいと言いつつも、私と一緒に寝たがるのでとりあえず思春期までは…と思ってます。
⒉通信費・光熱費
2-1 格安スマホ
まずはスマホは格安SIMで契約。今となってはほとんどの方が実践しているかと思います。
数年前まではSoftbankで50GBくらいまで使えるプラン(多分8,000円くらい)だった私は今LINEMOのミニプランで毎月980円です。
勤務先に私用で使えるWi-Fiはないですが、全然なんとかなってますw 慣れですね。
1,000円以下で使える格安SIMはいくつかありますが、私がLINEMOを選んだ理由はPaypayチャージでSoftbankまとめて決済が使えるから。
キャリア決済ができるのは私にとってかなりメリットです。
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参考通信費を安く節約したい!おすすめの格安スマホ
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2-2 電力会社の変更
光熱費も節約しにくい部分ではあるので、電力会社を変えるのが手っ取り早く安く済ませる方法です。
しかし!今は電気代が高騰している時期なので、しっかりとシュミレーションをしてからにしましょう。
⒊保険
保険は最低限の保証があれば掛け捨てで問題ありません。
高額医療費支給制度もあるので、手術をして30万以上の請求がきたとしても自己負担は10万程度ですむのです。(私が虫垂炎になった時の実体験)
ひとり親家庭等医療費助成もありますしね。
健康で滅多に病院にかからない人が毎月1万前後の保険代を払ってるなら、それは無駄でしかないです!
自分が死んだ時に残された家族が問題なく生活できるような保険金になるよう設定してます。
保険金で儲けるのは難しいので最低限の保証にしましょう。
教育資金を目的とした学資保険はありだと思います。私も医療保険とは別で学資タイプの終身保険を契約中です。

安さでいうと、勤務先の団体保険が医療保険を厚めにしてもかなり安かったのでそちらへの加入も考えました。でも死亡保険がついてなかったんです。
学資タイプの終身保険に入ってるので私が死んでも子供が大丈夫になるようにはしてるけど、せっかくなら死亡保険もさらにつけたいと欲張りになり楽天スーパー2000を継続してます!
⒋節税
税金は少しでも安くすませるべき。ひとり親控除があるので安くはなりますが色々な控除があるのを知っておくだけでも損はないです。(所得控除について知れる国税庁のHPはコチラ)
余裕があるならiDeCo(個人型確定拠出年金)もかなり有効です。iDeCoは年金なので60歳以降でないと受取れないのと途中でやめる事ができないのがデメリットになります。5,000円程度の少額からでも始められるので貯金分を少しiDeCoにまわしてもいいかもしれないですね。
副業してるなら青色申告。家事按分や小規模企業共済加入もかなり節税になります!私も今年から始めます。
節税とはちょっと違いますがふるさと納税もおすすめです。
【仕事に就く】
正社員で離婚前から就業してる人は急いで無理に転職する必要ないと思います。
子供の年齢や事情によっても理想の働き方は変わると思いますが、色々な選択肢があることを知っておきましょう。
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参考シングルマザーにおすすめの仕事
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私は非常勤で働きながら自宅で副業をし、節税をしながら暮らすのが今のベストです。もちろん正社員ではないので大きな金額の賞与はありません。それでも毎月貯金できてるし、心に余裕ある生活を送れてるので幸せです。
価値観は人それぞれ。自分の納得した道にすすみましょう。
便利でお得なサービスはどんどん利用
⒈ポイントを最大限に活用
世の中は色々なポイントであふれてます。
広く浅く手を出すより狭く深くした方がポイントは効率よく貯まります。
1-1 キャッシュレスにする
言わずもがなですがおすすめはキャッシュレス。現金はレジでの精算時やATM等で時間を取られすぎます。
よく現金を数えてる動画がありますが本当に現金でやりくりしてるのでしょうか…。
パフォーマンスだと思うのですが、もし現金を封筒でやりくりしてるのであれば、時間の無駄でしかないです。
バーコード決済・電子マネー・タッチ決済・クレジットカード払い等色々ありますがおすすめは現金以外!w
ちなみに家計簿をつけるのは大前提。(家計簿歴は16年以上です🤣)
スマホでいくら使ってるのか把握できるしアプリによってはクレカや銀行口座と連動できてとてもわかりやすくなってます!
2-1 自分にあった経済圏を知る
キャッシュレス決済のメリットのひとつはポイントが貯まること。
購入店舗や保険、銀行等の様々なサービスを同企業でうければポイントも格段に貯まりやすくなります。
- 楽天経済圏(楽天ポイント)
- PayPay経済圏(PayPayポイント・Tポイント)
- au経済圏(pontaポイント・リクルートポイント)
- ドコモ経済圏(dポイント・リクルートポイント)
今は大きく分けてこの4つが主流かと思います。基本はお持ちのクレジットカードや携帯会社に合わせるといいです。
今後はLINE経済圏も力をつけてくるかもしれません(数年前からLINE銀行設立するといわれてます)

経済圏にこだわりすぎず、自分で納得できるサービスを使いましょう
3-3 新規で申込む際はポイントサイトから
経済圏にあわせてクレジットカード作成や銀行開設をする際はポイントサイトを経由しましょう!
おすすめはモッピー・ハピタスです。探してみてなければポイントタウンもみてみます。
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参考■おすすめポイントサイト■ポイ活歴10年のシンママおすすめします!【裏技も公開♪】
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⒉買い物はネットが便利
2-1 トドックやネットスーパー
高いと思われがちですが実店舗と同じように安売りしているので商品によってはお得に購入ができるのがネットスーパー。
忙しいひとり親の強い味方になってくれるはずです。特に冬は自転車が使えないのでなにかとネットスーパーに頼りがちです。
- 楽天西友ネットスーパー
- イオンネットスーパー
- イトーヨーカドーネットスーパー
- 生協の宅配サービス(札幌はトドック)
私が使うことが多いのは上記です。
とくにトドックはシステム料(送料)無料でもやし1つでも届けてくれるからとてもありがたい。。
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参考子持ちなら迷わずトドックを利用!システム料無料で簡単アプリ注文【コープさっぽろ】
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2-2 楽天買い回り
数あるポイントの中でも1番ポイントが貯まりやすいのは楽天系列だと思います。ポイント倍率が多少改悪になっても楽天経済圏は断トツ貯まりやすいです。
楽天市場ではほぼ毎月お買い物マラソン(買い周りセール)を実施しています。(1,000円以上の購入したお店の数に応じてポイント倍率が上がるキャンペーンです)
このセール中のさらにポイントアップする5の倍数日を狙います!

サイトを見てると色んなものが欲しくなってしまいますが、本当に必要なものだけ買うようにしましょう!
【養育費】
養育費もらえてますか?色々な事情があると思いますが養育費は子供の権利です。
養育費の取り決めをしたなら必ず公正証書を作りましょう。裁判の判決と同等の効果があるので銀行口座や資産差し押さえが可能です。
札幌市では養育費取り決めにかかった調停の料金や公正証書作成にかかった金額を援助してくれる制度があります。慰謝料は対象にならないのと上限額はありますが助かります。(札幌市HPはコチラ)
- 養育費の支払いが滞ってるが勤務先や住所が不明
- 子供の父親と連絡を取りたくない
- 勝手に減額された
などなどのお困りごとを弁護士が代理請求してくれるサービスもあります。着手金や相談料無料の弁護士事務所を探してみましょう!
電話相談できる未払い養育費の無料相談窓口もありますよ。
【まとめ】
ひとり親でなくても参考になる部分はあったかなと思います。
せっかく国や自治体で助成してくれる制度があるんだから、しっかり使っていきましょう。
知らないだけで損をすることは世の中に沢山あります。
しっかりして勉強して少しでもお得に暮らしていきたいですね🥰